昨日の相場と今後のこと(ちょっと長め?)

桃頃

2010年08月25日 13:07

どもでふ。
すっかりお昼になってしまいますた。

昨日、もう2~3円の下落が・・・・なーんて書いちゃったもんですから、
一気に到達しちゃいますたね。
そんなに早いとは予想外ですたが、いかに日本が軽く見られているか
ってのがわかる相場ですた。

結局、すでに日本は重要な相手国ではないってことですか。

はい、その通りです。

って感じですかね。

日経平均も9000円割れて、ドルも15年ぶりの安値。
緩やかな景気回復を~なんて言ってた日銀もやっと重い腰を上げ出すのか?
もう遅いけど・・・・・

まあ、テクニカル的には介入云々は抜きにしても、一旦自力反発の域に達しているし、
どこまで戻せるかは微妙ですけど、86円の壁は越えられないかなぁ。
緩和政策+介入で90円台は見えるかも?

ユーロスイスも史上最安値を更新しましたし、スイスはすぐに手を打って来るでしょう。
韓国も介入しまくりですし、少しは日本も見習って欲しいもんです。

ただ、やっぱ単独介入だと効果は薄いし、持続性がないし、国際的な批判が大きい。
でもやらないよりはマシ。
何としても自国の産業及び国民の生活を守るという意志が、今の菅さんからは感じられない。
ま、7~8年前の30兆円規模の介入のときとは状況が違いますし、
難しいのはわかりますけどねぇ。
諸外国は揃って自国通貨安を望んでおり、その結果日本円が標的にされてますので、
スンナリとはいかない。ハズ。
結局、外は景気が悪い中での今の立ち位置が一番居心地がいいのは間違いない。
たとえ、数十兆円規模の介入をしても、同額程度の日本債を買われてしまえば
あまり意味がないですしね。

で、今後起こりえるシナリオは強烈なインフレ。
これが非常に怖いでふ。

よく言われているのが、国の借金と個人資産の関係ですが、
このペースでいけば1年ほどでその関係も崩壊を向かえる可能性が高いってことッス。
国が発行する国債を、銀行や企業、個人が買い支えることができなくなると
国際価格は暴落、国債バブルが弾ける。
そのとき起こるのがデフレではなく逆のインフレ。
ジンバブエのようなことにはなりませんけど、10%とかは十分にアリエールな話です。

ん?ってことは住宅ローンなんかある人は、今、繰上げ返済を無理にすることないのか~。
どうせローン残高も実質値減りしていくわけだしねー。
でも貯金も値減りしていくってことかー。
やっぱ金ッスかね。
外貨でしょー。
いやぁ原油とか資源関連ッスよ。
いやいやいや食糧危機も水不足も懸念されているし、穀物っしょ。
最終的には海外逃亡がいいね。

なんてこともホントにありだと思いますよね。

1ドル=●●●円って日もそう遠くはないと本気で思います。

余談ですけど、仕事でむかーしむかしの資料に目を通していたのですけど、
約25年前のとある見積書が出てきますた。
アメリカから輸入した場合の見積でしたけど、全て手書きってのが時代を感じます。
で、さらに時代を感じたのが、”1ドル=230円”という換算レート!!
25年かけて上下に振れながら230円→84円になっているわけですけど、
では●●●円になるのも25年かかるんッスかね??

かかりません!!
ま、3~5年ってのがいいとこかもしれませんよ。

そうなる前にって言っても、もう遅いと思いますけど、
少しでもそういった混乱を抑制するにはどうしたらいいのでしょ?
法人税の見直しとか、生活保護や医療費などの見直しも必要になるでしょうね。
護送船団方式のような政策はもう時代遅れなのかもしれません・・・・・

一応言っておきますが、これらは桃頃が勝手に言ってるだけであって、
そうならなくても全く保証とかしませんからねー。

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