気まぐれ マレーシア(5)

桃頃

2011年05月27日 10:10

5月5日
こどもの日ですね。

朝食をホテルで済ませて、タクシーに乗り込みバトゥケイブへと。
なかなか運転手さんにバトゥケイブが通じなかったんですけど、
ガイドブックの地図や写真でなんとかわかってもらえた様子にホッと一息。

このバトゥケイブ(Batu Caves)はヒンドゥ教のお寺なんですけども、
山の中腹にあるバツー洞窟?の中にお寺を建てたって感じのところ。
クアラルンプール(以後KL)からだいたい北に13kmくらい行った所にあります。

KLはかなり都会なんですけど、高速道路なのか幹線道路なのかわからない大きな通りを
北上していくと、突然、山が見え始めてきます。
その中のひとつがバトゥケイブってな感じでした。
ま、かなりメジャーな観光スポットなんで、説明はいらないですかね。

タクシーを降りると目の前にドデカイ仏像のようなものがお出迎えしてくれます。

この仏像、ヒンドゥ教なんで仏像ではないけど・・・・は正式にはムルガン神像と言うらしく、
身長42.7mと世界一だそうで、つい1~2年前くらいに完成したばかりだとのこと。
その足元に遊園地の入口みたいなゲートが見えて、その後ろに怒涛の階段Rushが・・・・・・

このクソ暑い中、あの階段を上るのかぁと少々萎え気味になりますけども、折角来たんだしね、
気合入れて上らないとね。入場料とか取られないしさー。

で、272段ある階段を上り始めます。

で、この階段には手すりがついてるんですけど、その手すりに野生の猿がメチャクチャいるんですよ。
食べ物持って階段を上るって人は気を付けてくださいね。

かなりの急勾配で1段1段の幅も狭い階段を上りきると巨大な洞窟が口を開けてました。

写真右手前に売店なんかもあります。
完全に洞窟。しかも水滴落下率がハンパないんですよ。すべて回避は難しいでしょう・・・・・・
洞窟自体はそんなに深くはありませんでしたけど、かなり神秘的でいい感じ。
竜ケ岩洞の方が好きですかねぇ。


奥にはこんな祭壇みたいのもあったりします。

しっかし洞窟内は蒸し暑いんですよ。
天井が崩落してるというのか、吹き抜けになってるんで明るいんですけど、
今度は階段の猿に代わって鳩がやたらと居ついてました。

一通り見たので、洞窟入口の売店でお土産を物色。
かなりチープなものばかり取り揃えられてスバラシィ雰囲気満載の中、一際目を引いたのが
サイババパネル?とどっかで見たことのあるお猿三兄弟・・・・・・・
これ、日光の三猿じゃ???見ざる言わざる聞かざると一緒じゃないですかー!!
あれって世界共通?日光東照宮ってホントはヒンドゥ教の施設なの??
と感動してしまいました。
中には順番が違う三猿も混在してます。

結局、コーラを買って階段を下ることにしたんですけど、階段の途中に
”バツー洞窟ツアー”って看板と脇道がっ!!
行かざるを得ないですよね。
脇道をちょっと歩くとすぐにまた洞窟が現れ、今度の洞窟はかなり本気モードの様子。
どうやら50RMくらいだったかを払って、歩いて洞窟探検ツアーが出来るみたいです。
1グループづつガイドさんが付き添ってくれて約1時間くらいみたいですけど、
行ってみたい!!!イってみたい!!!メッチャ興味深々の桃頃と某嫁。
15分後くらいに次のツアーが出発って言ってましたので、かなりヤル気満々だったんですけど、
なんでだろ?この1歩踏み込めない、踏み出せない感じは・・・・・・
なんでろう?この吐き気すら感じてしまうこのニオイは・・・・・・
よくわからないんですけど、メチャクチャに臭いんですよ。この洞窟。
桃頃はコウモリの糞じゃないかと思うんですけど・・・・・・臭いに耐えられずに撤退です。

駐車場付近の売店でみやげ物を物色し、どうやら洞窟内の売店の方がチープ且つ安いと
某嫁が言い出すので仕方なくもう一往復w
かなり膝が笑ってましたけどね・・・・・・某嫁がですよw

日陰で休憩し、KLに戻る為にタクシーと交渉です。
KLのタクシーは安いタクシー(赤)と高いタクシー(青)の2種類あるみたいで、
行きはホテルからだったんで強制的に高タクでしたけど、30RMくらいでしたが・・・・・・
バトゥで客待ちしてる安タクに聞いてみたら最低60RMだと言い張ってる。
行きは青タクで30RMだったと言っても”アリエナネェ”と言うばかり。
違う安タクにも交渉したんですが、どうやら赤の安タクも種類があるらしく、
市内から出れないとか出られるとかで、結局その安タクはKLにすら行けないらしい。
たしかにカラーリングのベースは同じ赤なんですが、ラインの色が違うような???

仕方なく、60RMと言い張ってた安タクを50RMにまでマケさせて乗車。
海外でタクシー乗るのって、交渉が楽しいんですよねぇ。
とりあえず次は昼ごはんを食べにインド人街に行ってみようと思います。

つづく

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