気まぐれ マレーシア(1)

秩父ツーリングをN君と楽しんでいた桃頃は、
奥秩父の両神荘という国民宿舎で温泉に入る前に昼食を楽しんでいました。

ふと携帯のバイブ音が鳴り、ん?メールかと思い携帯をチャックすると、
池袋に遊びに行っているハズの某嫁からでした。

”3日からマレーシア行かない?”

あまり海外旅行には積極的ではない桃頃にとって、マレーシアは特に魅力を感じません。

「なんだった?」とN君。
「いやね、奴がいきなりマレーシア行かないかって言ってきやがったよ」
「いつから?」
「3日から7日までだってさ」
「こんな直前でも取れるのか!?」
「震災の影響で自粛ムード満載だし、今年は空いてるのかもしれないよなぁ。でもメンドクセェ」
「えぇ、いーじゃん行ってくればさ!!」

とN君のそよ風のごとき後押しに押されて、走行中だったとウソついて無視しようと思ったのですが
ついつい桃頃は返信してしまいました・・・・・・

”べつにいいよ”

桃頃的には行ってもいいよって意味のつもりだったんですが、すぐさま電話が掛かってきて
「え!?いいの!?”いいよ”ってのはOKってことだよね?」
なるほじり・・・・・日本語って難しいですね。

すでに某嫁はHISに居るようでした。
5月3日~7日の3泊5日のマレーシアが取れるんだとか取れないんだとか。
桃頃は暦通りの2日と6日は出勤日なので、1日くらい休めるだろうと伝え電話を切りました。

その5秒後くらいにまた某嫁より電話があり、
「2日~8日じゃダメ?」
「なんで?長すぎるし2日間も休み取らなきゃいかんじゃん。それなら行かないよ。
ひとりで行ってくれば?」
「7日の帰りの飛行機が満席だから取れないって・・・・・」
「残念でした」

ここで桃頃に悪知恵が働きました。

7日の帰国は満席で無理。
1日だけなら休みを取れる。
3泊4日くらいまでの期間なら行ってもいい。

上記の条件を満たすことは今回の連休では不可能だってこと。
そしたらマレーシアに行くこともなく、バイクと釣り(パチ?)三昧ができるんじゃないかと。

その旨を某嫁に伝えて電話を切るとN君が
「相変わらず海外には興味がないんだな・・・・・・・」
とボソッとつぶやきました。

桃頃もこれは勝利したでしょう!!と確信したのですが、その確信はまた5秒後に打ち破られたのです。

ブルブルブルブル・・・・・・・
「なぁに?」
「あ、ホントごめんね。これで最後だから。7日の帰り便にキャンセルが出たから取れるって!!!」
「あ・・・・・よかったね・・・・・・」

そんなこんなで急遽マレーシア行きが決定したのでした。


5月3日
マレーシアまでは成田から約6時間半と長旅になるので、タバコの吸い貯めをしてからチェックインし
出国手続きはガラガラでスムースインでした。
免税店でタバコやら化粧品やらを買い11時過ぎに予定通りフライト。
約6時間半、一睡もすることなく映画を観たり本を読んだり・・・・・
ちなみに観た映画はライアーゲーム ファイナルと太平洋の奇跡ってやつです。
竹野内豊・・・・・・カッコ良すぎッス!!

現地時間の18時にマレーシア着。
なぜか入国審査にメチャクチャな人が並んでます・・・・・・・
原因は何十箇所もある窓口に、審査官が3名しかいない・・・・・・・

桃頃たちもとりあえず列に並びましたが・・・・・・・
30分経っても全く動きません。
周りの日本人たちはあっちの方が早そうだとか、こっちの方がとかで行ったり来たりし
ちょっと見苦しいなぁ。
前に並んでいた紳士的な日本の方がどこかに電話して、
「今、審査官が少なすぎるって言っておきましたら、増えると思いますよ」
エェッ!?そんな力があるお方が、なぜこの一般人が並ぶ列にいるんッスか!?
と疑問を持ちつつもしばらくすると桃頃たちの列の審査官が1人から3名に増えたじゃあーりませんか!!

すごい、すごすぎるよオッサン!!

それでも列は進みません・・・・・・・
その原因は・・・・・・・・・・

列の先頭に15人くらいの中東系っぽい方々が団子のように固まっておりましたが、
入国審査をしたことがないらしく、書類は書いてないわ、英語ははなせないわ、
おまけにメチャクチャ胡散臭いわw
パスポートをチラ見してみたところパキスタンの方々でした。
ボーダーラインをはみ出して団子になっているので、係員から怒られる始末・・・・・
これ、1人に10分くらい掛かってるぞ・・・・・・・

結局、入国審査だけで2時間以上掛かってしまいました。
普段ならすぐ通過できるみたいですけどね。

空港からセントラル駅まではKILA特急で30分。
この特急が結構高いくせにボロい、そして冷房が効きまくってて寒いんです。
大人1人35RMなんで1000円くらいですかね。

駅についてタクシーで大渋滞のクアラルンプール市内を抜けて、
今回お世話になるロイヤル・チュランホテルに着いたのは21時を回っておりました。

ホテルからはクアラルンプール(以後KL)の象徴でもあるツインタワーが見えます。
気まぐれ マレーシア(1)
なんだか光る都庁みたいですかねw

マズイ機内食(JAL)しか食べてなくお腹が空いたので、近くの屋台街に行くことにしました。
ホテルから15分くらい歩くと、ブキッ・ビンタンという駅に着きます。
そこは近代的な街と屋台が並ぶ通りとが融合したところで、東京で言ったら下北沢か町田かなぁ。
気まぐれ マレーシア(1)
こんな感じでおせーじにもキレイとは言えまへんね。

気まぐれ マレーシア(1)
何を頼んだか忘れちゃいましたけど、写真にプラス3品くらいは頼みました。
全部で600円くらいかな。

気まぐれ マレーシア(1)
真後ろで調理している兄ちゃん。
皿を洗ってるところは見ない方がいいです・・・・・・

味は・・・・・・カモナクフカモナク・・・・・・・
初日なんで雰囲気を味わえればいいかって程度でおkにしました。

つづく


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